2010-08-01から1ヶ月間の記事一覧

データ飛ぶ

「運動現象と純粋経験」の論文を必死で実家で執筆したにもかかわらず、下宿でフラッシュ・メモリをひらいてみると「空」であった。かなり複雑な文体で複雑な内容をかいて魂を削ったのにがっかりである。私は記憶力が弱く思い出すことはわずかであるが、かじょ…

京都に帰還

母といっしょに京都に帰還した。母はケインズだと思ったが、マルクスだった。八坂神社に行くと、「お守りなんかお金の無駄だから買わない」と言い。舞妓さんを母と一緒に花小路通りで目撃したときは母も感動していた。 母と一緒にロシアの家庭料理を食べるこ…

倒れる

私は昨日、室内で熱中症のため倒れた。阿呆もここまでくると実存が危ぶまれるらしい。将来のことやお金を稼いで生活の基盤をととのえることをかんがえているが、打開策が思いつかない。とりあえず、大学がはじまったら、元気善く登校することを妄想している。

『二コマコス倫理学』のかきこみ パート1

鄯)家族のあり方鄱)なかまのあり方鄴)美のあり方卒業論文 『アリストテレス視座からみた魂の運動表現』小説 『まわる神話』『京都学派シンフォニィ』→ノーベル文学賞 ○統帥術 ☆政治学→ ○家政術 ○弁論術☆西田幾多郎先生→西谷啓治先生→西谷裕作先生→坂部恵…

邦訳『存在と時間』下巻かきこみ

☆『二コマコス倫理学』書き込み☆夜は哲学書と『失われた時を求めて』を読む☆『のだめカンタービレ』アニメ→カント哲学 バレエ関係の映像資料→フッサール現象学 『イデーン』☆クラシック・バレエにおける美意識→現存在分析(DaseinAnalysis)→論文・小説☆一歩…

邦訳『』存在と時間』下巻 書き込み続き

☆akitomo kaneko先生との対話☆クラシック・バレエの美☆小津映画日本の美☆バレエ→オーケストラレーション→バイオリン→指揮者☆リック 鄯)『二コマコス倫理学』 鄱)『イデーン』 鄴)『存在と時間』☆正座で勉強の状態☆目黒のへやで論文と小説を書く☆『論理学…

カフカ的小説「Fがとんだ先」

F氏は海外にでかけることにした。場所はスイスである。 F氏はまったくドイツ語ができなかった。Q夫人は頭をなやました。 「善い、通訳者がいればいいのねぇ」 「そんな都合のいい通訳者がいるわけないだろう」 そこにとおりすがりのスイス国籍のM氏が通りか…

邦訳『存在と時間』読了 (書き込みより下巻)

多少、上巻と重複ありa)人間関係相談室の実践(単位を得る→卒業→倫理学者)b)詩、小説、戯曲を書くc)sein und zeit を読みtetsuaki koto先生とakitomo kaneko 先生と対話d)卒業論文『アリストテレス視座からみた魂の運動表現』 参考文献 『アリストテレス 二…

邦訳『存在と時間』読了 (書き込みより上巻)

私は邦訳の『存在と時間』を一回目を読了した。青い万年筆でかきこみをしながら細田貞雄さん、亀井裕さん、船橋弘さんの理想社の名訳であるが、ひとりの人間の大河ドラマをみとどけたようなこころもちで爽快である。『カラマーゾフの兄弟』を読了した感動に…

哲学の通信教育で軌道修正

私は哲学の通信教育をうけている。こうかくとどこかの会社に高い金をもられてだまされたとおもわれるだろうが、正統派の教育なのである。通信源はおしえることができない。ネットの媒体は「どこで、だれが、どんな 手段で」閲覧してるかわからないのである。…

アインシュタインとユングとスイス

相対性理論を提唱したアインシュタインはスイスのチューリッヒにおいて学生時代をすごした。カール・グスタフ・ユングもまたスイスにエノラス会議とよばれる食卓学会に参加していた。ちなみにエノラス会議は現在開かれていない。「存在と時間」についてかん…

キリスト教の不可思議な香り

私は京都の釈尊系の大学に通っているが、ひまなときに『聖書』を善くよむ。いうなればハイブリッドな仏教徒といえるであろう。京都は釈尊系の大学も数多くあるが、キリスト教系の大学も非常に多い。キリスト教系の大学の職員の人間と言葉を交わすとその圧倒…

夢十夜

私ガ最近見た夢は図書館でユングとパウル・ティリッヒの本を漁る夢である。かなり生々しかった。とくにユングが書いた『アイオーン』の英語版をあさっているのが印象的であり、なにかを求めているすがたにみえた。しかし、英語もドイツ語もろくにできないの…

未来の神話を書くということについて 星新一さん

御伽噺を読むということはおこさまに回帰するという意味である。おこさまに回帰できなければ、哲学の伝承は困難になる。sizuteru Ueda先生の奥様は児童文学者ということを考慮にいれると合点がいく。私は伝承文学の可能性にかけている。 むかしは星新一さん…

やはり8月23日京都帰還説は絶望的であった。

私は8月23日に京都に帰還することができなかった。8月23日付近はバレエ関係の催しがあったうえにバイオリンの稽古日であったのであるが、体調が夏ばてによって急降下してしまって身動きがとれなくなってしまった。バレエのレッスンに関してはもう周囲のレヴ…

8月23日の京都帰還説は絶望的か?

私の体調は右肩下がりであり、体操競技における鉄棒の基本的なわざである「け上がり」のようにひょいと棒上にあがることができない。なにかのコツをつかむとひょいとあがることができるのかもしれないが、そのコツをつかむまでがこつこつと砂を噛むような修…

京都の不可思議生活

私は京都の「場所」がもつ不可思議な性質を考えるだけでくらくらする。ヴァイオリンの教室に吸い込まれ、バレエ教室にすいこまれている。大学の先生は「いってらっしゃいませの文化」と理性にのっとって評価してくれた。「いってらっしゃいませの文化」は主…

体調がまた悪くなる

私の問題点は体調がすぐに悪くなり眠り狂四郎になってしまうことである。今日も朝飯を食うことができずに昼飯と朝飯を同時に食う羽目になってしまった。8月23日に京都に帰還し、ヴァイオリンの稽古を再開するというのにこれではいけない。母校の先生にはアル…

ドストエフスキーとトルストイとプルースト

私の読書体験の長い御伽噺はドストエフスキーに始まる。ドストエフスキーの『カラマーゾフの兄弟』は神をめぐる兄弟喧嘩が主題で中間に社会主義思想を叫ぶ少年がペレズヴォンという犬とともに登場する。そして根性をためすために汽車の線路に横たわる。私は…

ギリシア語などの変な言語をやる意義

ギリシア語やロシア語やアラビア語をやるとなんのとくになるのかとおもったことは一度や二度ではない。たしかに英語の語源を究極までたどるとギリシア語やラテン語となる。英和辞書を善くよむとそのことをはっけんできる。恩師は 「ドイツ語もロシア語も親父…

星新一さんのお告げ

私は最近『ひらめきの法則』という星新一さんの講演会のCDを聞いた。大学の授業にでないでふらふらと講演会をうろついている人間であるので、講演会もCDできくという行為に移行している。 星新一さんによると a)違った概念をくみあわせる b)ひととちがった視…

母校にかすかに香る哲学

ソクラテスの意思は現代にも着実にうけつがれているようである。私は母校にてくてくとペリパトス(歩廊を歩く行為)しながら訪れた。現代の諸問題に誠実に向き合うためには過去の自己とむきあうことが必要条件である。自己の問題は他者の問題となりえる可能…

英語およびドイツ語への挑戦

私は英語が「怖い」しかしなんとかだまくらかしながら“EINSITEIN The Life and Times”を読むことにした。わからない単語をひいていると体重がどんどんへっていくのでそのまま流し読みしている。 リリパットからは「“Sein und Zeit”を読め」とウルトラCの連続…

リリパットへのお願い

akitomokaneko先生の『体操競技のコーチング』や運動理論の資料を8月21〜25日までの間に私のところにもたらしてくれるとさいわいです。舞踊の動きに床の体操の<香り>をとりいれたいのです。大谷大学のダンスチームや洛南高等学校で練習することが可能であ…

借りぐらしのアリエッティ

毎日、哲学書にむきあっているとクレイジーになるので気分転換に映画をみることにした。哲学するとおなかも減るし魂も疲弊する。ジブリの映画はおこさまに回帰してくれる。小人を見た経験が何度かある。それは陸上競技で極度に疲れて眠れなかったときである…

マッサージ屋さん

実家の沼津にもマッサージ屋さんがある腰がぱんぱんになっている状態でおとづれるので店員さんは驚愕する。深層心理学の勉強を独眼流正宗でやっていたのでフロイトの象徴の話をしようとしたが、乙女には刺激がつよいので 「心理学関係の仕事をめざしています…

哲学は錬金術にあらず

哲学は棺おけに脚を突っ込む練習をする行為であって、奇人変人の学問である。そのために「狭い門から入りなさい」という『聖書』の文句は哲学にあてはまるとおもわれる。カントの哲学を使って人を自由自在にあやつることを知っている人間は哲学するというこ…

『まわる神話』『文藝』に連載計画 

私は現在『まわる神話』を原稿用紙の裏にリリー・フランキーさんほどの綺麗なじではないけれど<神話>を紡ぎだしている。『二コマコス倫理学』や『純粋理性批判』カント著の裏表紙に「『まわる神話』を書く」とかいておいたので前回の失敗はすることはある…

朝は絶望の時間

朝の体調の悪さは折り紙つきである。一回朝飯をくったあとまたねむる。これではジアスターゼ(胃薬)をのみながら小説をおかきになった夏目漱石せんせいのようであろう。生活がかなり不規則できのうはユング心理学の入門書をよみながら午前1時に床にはいっ…

カフカ的小説「宙に舞う」

Lは体操競技で空中で2回ひねるわざを練習していた。床の種目である。いつも1回まわって2回目に入る半分のところでそのまま床に落ちてしまう。Lは「なぜだろう」と頭をひねった。そこにKが来た。KはLの教官である。 「君の思い描いたとおりに動いてごらん」…