『まわる神話』『文藝』に連載計画 

 私は現在『まわる神話』を原稿用紙の裏にリリー・フランキーさんほどの綺麗なじではないけれど<神話>を紡ぎだしている。『二コマコス倫理学』や『純粋理性批判』カント著の裏表紙に「『まわる神話』を書く」とかいておいたので前回の失敗はすることはあるまい。とくに『二コマコス倫理学』にかけてはもう7回よんで体にたたきこんでいるので(8回目は青ペンでかきこみ、9回目はカタカナ古典ギリシア語を余白に本当の古典ギリシア語を書き込む)実効性はかなりたかいとおもわれる。

 『プラトン 国家』に関しても青ペンで主人公にアルファベットで番号をうって誰がどの発言を言っているのかわかりやすく読む工夫をしている。やはり『プラトン 国家』は小説家をめざす人間の必読書であろう。

神々が神々と戦争したり策略をめぐらしあったり、闘いあったりするような物語も、けっしてしてはならない―そもそもそれらは真実のことでもないのだから―、将来国家を守護する任に当たるべき人たちに、軽々しくお互いに憎しみ合うのは何よりも醜いことであるというかんがえを、ぜひとももってもらわなければならないとすればね。神々と巨人たちとの戦いのことを彼らに物語ったり、色とりどりの刺繍をえがいたり、その他神々や英雄たちが彼らの親族・身内を相手に行う、ありとあらゆるたくさんの敵対行為のことにしてもそうだが、みな、もってのほかのことなのだ
『国家』第二巻378c デアマンドスにたいするソクラテスの発言

九月に突入したらもうしばらく哲学学問よりなブログのかきかたに移行していきたいとかんがえています。
それから舞踊の修練はふらふらになる可能性がたかいのでお友達もさそうこうとにします。
あとだれか、『存在と時間』を理解している先輩といろいろと話し合いたいです。