2010-12-01から1ヶ月間の記事一覧

ヘーゲル『精神の現象学』というsystemの地図 misstion

序文所論(本文) Ⅰ 感覚的確信、或いはこのものと私念Ⅱ 知覚、或いは物と錯覚Ⅲ 力と悟性、現象と超感覚的世界Ⅴ自己自身だという確信の真理 A.自己意識の自立性と非自立性、主であることと奴であること B.自己意識の自由、ストア主義とスケプシス主義と不幸…

『まわる神話構想ノート』よりパート5

私は倫理学を考えるための物語をつむぎ出していきたい。アリストテレスが『二コマコス倫理学』を書かなかったら、今日の哲学の中の倫理学という学は存在しなかった、と恩師は書いている。日本の哲学のなかでも和辻哲郎の『人間の学としての倫理学』はハイデ…

『まわる神話構想ノート』よりパート4

『まわる神話』は村上春樹氏や泉鏡花氏、そして江國香織女史の文学を源泉として、またクラシック・バレエやコンテンポラリー・ダンスの経験から<滲み出た>ものからたちあげていくことにする。 私はクラシック・バレエやコンテンポラリー・ダンスを経験する…

『まわる神話構想ノート』よりパート3

映画はおもしろい。いろいろなおもしろさがある。専門家の視点と私のような素人ではフィルムに映し出されている映像のありさまが違うのである。或る人は「映画はひとりで観るものだ」と言い。別の人は「映画はただ観るものであって、そこから人生のなにかし…