2010-07-15から1日間の記事一覧

単位の問題

私は大谷大学に在籍しているが、単位がかなりヤバイ。語学の授業はすべて欠席しているし、哲学演習の授業もまったく出席していない。母の検察官なみの尋問には 「でてる、今日2限目ドイツ語があってでたよ(うそ八百屋長)」 「そう、出てるならよかった」 …

私は如何にしてノベール文学賞をねらうことになったか。

私が大谷大学に入学した時、国際文化学科の先輩である津村記久子さんが『ポトスライムの舟』で芥川賞を受賞した。 「なんでピースボートのポスターとXのポスターが一緒にはってあんやろ」 という問いが原点となり物語はどんぶらこと日常を淡々と亀のようには…

建具職人

私の祖父は建具職人だった。浄土にいる祖父もいまごろ建具をつくっているのであろう。私は継ぐことはできなかった。生来の怠け者のためであろう。そして、哲学の道に入るはめになった。人間の魂の探求と救済のために、こう書くといかにもうさんくさいがその…

『まわる神話』

私は現在『臨床哲学の手記』(ノートに手書き)と『まわる神話』(模造紙)を手書きで青ペンで書き付けている。『臨床哲学の手記』は『シャトレ哲学史』アリストテレスに関する記述と『藤沢令夫著作集Ⅰ』の「運動と実在」を書き写そうと考えていたが、私の体…

ドイツ語修行(http://www.onichi.co.jp/index.html)

私はもし東京の四ツ谷で小部屋をこしらえて小説や論文を書いて、大谷大学に心理学や哲学の智慧をえっちらおっちら輸入することができたら本望であるとかんがえている。そのためにドイツ語の修行をすることにした。古典ギリシア語のまえにドイツ語とロシア語…

「場所」

私は大谷大学に入学して授業にでることよりも、あっちこっちふらふらと旅にでかけることが多かった。鎌倉、石川、・・・など。どれも間接的に哲学とつながってはいるものの「物見遊山」的な態度はかわらない。目的地までつくのに長い時間がかかる。いろいろ…

九段下の思い出

私は九段下付近にいったことがある。亡き父と一緒に神田の古本屋街をぶらついた。現在の私のように古本屋の作法をみにつけておらず、ただの「物見遊山」でおわってしまった。中学生の頃に国語の授業で安岡章太郎さんの文章をよんだ経験がある。自身のセキラ…