『戦争と平和』の恐ろしさ

 ドラマの『戦争と平和』は実は恐ろしいことに2パターン存在する。ひとつはヒロインがオードリー・ヘップバーンの麗しい英語バージョンそしてもうひとつは<ソ連が国家の威信をかけた超大作>濃い演技と500分超えるしかも長い長い解説つきの問題作である。私はまだ『戦争と平和』を3ページしか呼んでいない。ロシア語、フランス語がとびかうが、フランス語は<>でくくってある。ロシアの上流階級のインテリゲンチャ(知識人)はみんなフランス語がどこふくそよ風ではなすことができるらしい。そして、トルストイが『戦争と平和』が書き上げたあとにドストエフスキーは『カラマーゾフの兄弟』を書き上げたそうです。