時計の問題

 自己の時間を生きようとして腕時計をはずしてから私の人生は変わってしまった。京都では文化にもまれ、沼津では家族の存在理由を考えるようになった。「時の流れ」は残酷に過ぎていく「今日が何月何日で何曜日か即座にこたえられないとやばい!」とトレーニングを開始、今日が何日かホワイトボードに黒丸をつけることにしたが、それは13日で静止の状態で放置されている。体内時計で動いているので一日一日が光の速さでうごいているようである。ユング心理学によれば私のタイプは現実の感覚がにぶってしまいで新聞やごみなどがたまりやすくそのために「世間」との距離が離れるらしい。また対象と同化しやすく、あのわざができそうだとすぐに<勘>ちがいしやすい性格のようである。
 体操選手にもさまざまなタイプの選手がいる。
ムーンサルトを立った一回見ただけでできてしまう選手。
②トランポリンで空中感覚をやしなってすぐに段階的にわざをみにつける選手。
③すぐれた柔軟性で表現力豊かなわざをくりだす選手。
④ひたすら集中し、失敗のやり方から成功へと導く選手。
⑤絵画やバレエ、能楽などの芸術表現からインスピレーションをえて演技に反映させる選手。
⑥ひとつのわざを極限まで習熟度をたかめてその経験を他のわざに応用する選手。
などである。
選手の空間認知の能力はずば抜けている。
鄯)地図をみただけでその土地の風景がイメージできる。(象徴的なものから具体的なイメージの変容)
鄱)カラオケがずば抜けてうまい。(音感のするどさこのことは運動メロディーをかなでるイメージ能力に起因している)
鄴)大工仕事がうまい。(空間認知のするどさ)
鄽)ゴルフがうまい。(神経と筋肉とイメージ能力のするどさ)
しかし、感覚と感受性の鋭さから日常に支障をきたす場合もある
a)口下手。
b)皮膚病になりやすい。
c)緊張しい。
d)人とどう関係をむすんでいいのかあれこれ考えておわる。
 
これらは間違っている点が多いと思われるが重なるところもあると思われる。