「体操競技は日陰のスポーツ」byリリパット

体操競技をやるな、体操競技をやると馬鹿になる、体操選手の成績表は悲惨なもんだ1212・・・のアヒルの行進だ。練習時間に勉強時間をとられてしまう」
リリパットは論じていた。
「じゃあ、アイルトンセナはどうなんですか?」
「あの先生は基準にしてはいけない」

体操競技はサッカーにくおらべると日陰のスポーツだ。選手の育成に時間がかかるし、その割りにオリンピックにでてもメダルをとったか否かに焦点がしぼられてしまう悲しい十字架をせおっているんだ」

 私はかつて体操競技の大会を千葉で見たことがある一言であらわすと
「宇宙」
観客も選手の動きもすべてが異次元。
隣にいた乙女は
「OO選手よ鼻血がでそう!」
と絶叫。応援団も特殊な光景である
「OO選手ガンバー!OO選手ガンバー!・・・・・」
とひたすら絶叫するのである。
そしてなによりも6種目が同時進行で行われるためはじめての体操の観客は驚きを禁じえない。
「なんて観戦しにくいんだ」

そして選手は種目が終わると反省会、関西圏の体操会は鬼コーチがおおいのでやくざの集会の様相を呈している。
「なんで、あそこでしめへんのや!」
「倒立がなってへん」
「これだからまけるんや!」
怒涛のごとく反省会がおこなわれる。

陸上界はその点、罵声派か理論派に見事にわかれる。サッカーは罵声がないと危険である。選手の集中の仕方にコーチングの癖がでるらしい。