ボサノヴァ
私はボサノヴァを<聴く>ようになった。これはツチヤ先生の口車にまんまとのせられたことに起因している。ボサノヴァはジャズよりも眠りを誘う。しかし、<のんべんだらりん>としたボサノヴァであるが、<リズム>は意外にも厳密に規定されている。だからこそ、眠りをさそうに違いない。「ノーベル文学賞を目指す」と大言壮語したので変人がますます変人になっている。
ジャズは中学時代にデユーク・エリントン『A列車で行こう』ピアノやBIG4のドラムに痺れた。今は亡き建具職人でスピーカーをこしらえてくれた。現在も沼津の実家にはそのスピーカーや真空管アンプが大切に存在している。
ボサノヴァはポルトガル語であるが、シューベルトの歌曲『魔王』はドイツ語である。スペイン語やポルトガル語は元をたどっていくとラテン語らしく、ドイツ語は元をたどっていくと古典ギリシア語(Greek)らしい。