心理学 ダバ・ダバ・ダ〜ダバ・ダバダ

 心理学の世界は不可思議極まりない、本屋にいっても統計学をカクテルした心理学や組織心理学や教育心理学産業心理学深層心理学や癒しの心理学や精神分析・・・・・・カテゴリー化することが極めて困難である。実際に職業として成り立つためには厳しい修行を積まなくてはならない。
「他者のこころは自己のこころのあらわれ」でもある。「あいつが嫌い」は自己が勝手に解釈しているだけで他者は自己のことをそんなことおもっているとは限らない。倫理の「間柄」もひとはだレヴェルまでくると「どうぞ〜どうぞ〜」となってくる。
 
 私は古本屋で尿意をもよおしたとき古本屋の女将さんがトイレットを貸してくれた。手をあらって扉をあけると「ホントは駄目ですけどね」とつぶやいた。自己と他者の「間柄」がなければこの「交渉」は成立しえない。別の日に違う女将さんがいて「トイレットを貸してください」とたづねると即座に「駄目です」とことわれられ「交渉決裂」となった。なぜか本屋は便意や尿意をもようしやすい、私の<経験>によると紙が古ければ古いほどその傾向がつよいらしい。
実践倫理と心理学のあいだはいったいどうなのであろうか。