アイルトンセナの静と動の調和

 アイルトンセナにおける静と動の調和には日本の禅体験に共通するものが私にはかんじられる。このことは現代の体操界についてのことがわからないのでくわしくかくことはできないが、美意識においてアイルトンセナおよびこの同時代人のジムナストの<動き方>は運動表現の考察のキー概念となるであろう。

 動画はメキシコ・オリンピックにおけるsawao kato先生の吊り輪の演技およびアイルトンセナの同時代人のジムナストの平行棒の演技、このシリーズにかんしては舞踊家においても参考になる<動き方>であると思われる。

 この動きのなかかから西田哲学を運動表現にむすびつけていきたい。
親鸞パウロに祈っている。