金子ムサシとワタナベ・ジロー

 私は美学という難題に金子ムサシとワタナベ・ジローという二束の草鞋でともに歩むことにした。お二方の訳本は親切丁寧いいかんじ〜なのである。
しかし、ともに重量がある特に金子ムサシはトラック並の重量でヒーヒーと悲しくもないのに涙がこぼれおちたほどである。
 内容をじっくり味わっている。運動の美意識の問いは私にとって切実な問いなのである。そのために音楽やあちこちをうろうろ精神会にも果敢にとびこむことになるかもしれぬキタヤマ兄貴の落語会にでたりしてね。